スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘッジトラリピの優位性

2010年11月21日 09:28

本日はヘッジトラリピの優位性に関するごく単純な考察。
トラップトレード中級者以上の方は飛ばしてください。

■ヘッジトラリピとは?
基本形トラリピに反対売買のポジションを追加して行うトラリピのこと。
不利な方向に動いた時の含み損は基本形トラリピより減少するが、反対方向に動いた時はヘッジポジションが含み損となる。
トータルでは、「ロスカットレベルを下げることで資金効率を上げる」ことが出来る。


■損益比較
以下は 2009-2002年の AUD/JPYの日足変動幅(始値-終値) の分布図。
変動幅分布
中心部分が極端に凹んでいるが、それを除けば比較的正規分布に近いことが分かる。

正規分布
コチラが参考用のNORMDIST関数で作った正規分布曲線。
大体だが、80円を中心値とした豪ドルの年足分布に合わせてある。

続いて、基本ショートトラリピとロングヘッジショートトラリピの最悪を想定した損益比較。
尚、両方とも 順張り+逆張りトラップ としている。

・基本トラリピ(黄) トラップ1本:1000円、トラップ幅=利益確定:1円、スタートレート:80円 トラップ本数:順張り30本+逆張り30本
・ヘッジトラリピ(青) トラップ1本:1000円、トラップ幅=利益確定:1円、スタートレート:80円 トラップ本数:順張り30本+逆張り30本 + ヘッジポジション:80円で1万通貨ロング 
ヘッジトラリピ図

ヘッジトラリピの描く損益カーブの方が、正規分布に近い。
つまり、確率的に起こりやすい形にフィットした損益を持っており、有利。


■文章でまとめると…
基本形ショートトラリピの場合
・円高→確定益
  円安反発→含み損→ロスカット※スタート時よりロスカットレベルは高くなる
・円安→含み損
  円高反発→トラップ確定利益積み上げ


ヘッジトラリピの場合
・円高→含み損(ヘッジポジション含み損増加+順張りトラップ確定益)
  円安反発→含み損→ロスカット※スタート時よりロスカットレベルは高くなる
・円安→含み益(ヘッジポジション含み益-トラップ含み損)
  円高反発→トラップ確定利益積み上げ
   さらに円安継続→ヘッジポジション含み益=トラップ含み損で損益±0に。更に円安継続で強制ロスカット


こんな感じか。

トラリピの弱点は一方的に不利な方向に動いた時、含み損が急激に(階差級数的に)増えること。
ヘッジトラリピは不利な方向に動いた時、少なくとも±0で撤退できるチャンスがある。

冒頭の例では、一方的な円安の場合は100円で撤退すれば±0円。
円高に行き過ぎてから円安に一気に戻る場合、76円前後までの円高なら円安進行時、±0円での撤退が可能。
それ以上の円高が進行してから円安に戻せば含み損となるが、確率的にはだいぶ下がる。



■実際問題
実際はスワップ収入 OR 支払い という大きなファクターがあるが、話が複雑になるので今回は無視してある。
スワップ重視で資金効率をそれほど気にしないのであれば、高金利通貨の単純なロングトラリピもいいだろう。

また、ヘッジトラリピは単純な「逆張りのみのトラリピ」と比べると 円高→円安 (円安→円高) という大きな動きに弱い。
資金が限られる場合、ある程度はポシジョン整理などのメンテナンスも必要になってくるだろう。

リスク管理を考えると、常にヘッジトラリピが有利、というわけではないのでご注意いただきたい。


■参考
ロングヘッジ+ショートトラップについては、魚屋さんのブログ美味しいスワップの受け取り方で「くるくるワイド」としてディープな議論がなされているので、興味を持った人は参照のこと。

※初稿で一部乱文・分かりづらいところがあったので訂正・加筆しました。(2010.11.21 17:40)


クリックオウエンヨロシクネ!
にほんブログ村 為替ブログ FX スワップ・長期投資派へ


↓簡単に全自動でヘッジトラリピが出来る。M2J口座開設はコチラからどうぞ。




コメント

  1. WIN | URL | -

    Re: ヘッジトラリピの優位性

    暗いそらさんはSとLの割合を両建てトラリピされるならば、どのようにされていますか?
    私は大体L4対S1です

    以前はL一本だったのですが、Sを入れてから円高でも利益を生むようになれましたw

  2. 暗いそら | URL | -

    Re: Re: ヘッジトラリピの優位性

    WINさん、こんばんは。

    私の場合、トラップ+ヘッジポジションで両建てトラリピではありませんけど、今の所、自らが予想する値動きの範囲内で L:5 S:1 ~ L:2 S:1 くらいの感じです。

    円安期待なポジションの取り方ですね。

    高値圏に入ってきたら、ある程度の裁量を交えつつ、低金利通貨でのロングトラップ+一気売りショートヘッジに移行すると思います。

  3. 魚屋 | URL | -

    Re: ヘッジトラリピの優位性

    暗いそらさん、こんばんは♪

    やはり今の状況だと円安予想ですか~
    ファンダも底打ち感を見せてきて、まずはドル円の84円が超えられるか?超えたらしっかりサポートされるかが注目点ですよね?

  4. 暗いそら | URL | -

    Re: ヘッジトラリピの優位性

    魚屋さん、おはようございます。

    ほぼ、ご指摘の通りです。
    USD(L)/HKD(S-trap)については、83~84でウロウロするか、84以上に飛び出るか。
    USDロングは既に含み益なので、どちらの展開になっても更に差益がとれるような仕掛けですね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://goldsearch.blog24.fc2.com/tb.php/152-5038cac5
この記事へのトラックバック


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。