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トラップ外しは悪手

2010年09月20日 22:13

トラリピをやっていて急激な円高(円安)を受けた時にやってしまいがちな悪手、トラップ外し。
トラップ外しが良くない理由は次の2つ。

1.慌ててトラップを外してもあまりヘッジにならない
2.相場の荒れたところでのリピート収益を逃がす


このくらいの認識は中級以上の皆さんは当然お持ちと思うが、敢えて検証してみよう。

1.トラップを外してもあまりヘッジにならない

下の図は、AUD/JPYの逆張りロングトラリピで、トラップ本数を20本の場合と35本の場合の損失をグラフ化したもの。

通貨 AUD/JPY
許容損失(万円) 300
トラップ間隔(円) 1.00
トラップ開始レート 80
トラップ1本当りの通貨単位(1万通貨) 1


20本の場合、トラップは1豪ドル=60円まで。
35本の場合、トラップは1豪ドル=45円まで。

ちょうど、1豪ドル=55円まで耐えられる証拠金の人が、1豪ドル=60円まで円高が進んだ時点でビビってしまい、60円以下のトラップを外してしまったイメージだ。

trap.jpg

見て分かるとおり、ロスカットレートは殆ど大差ない。

もっと早い段階でトラップを外せばかなり状況は違ってくるが、この場合は殆ど無意味。



2.相場の荒れたところでのリピート収益を逃がす

下は史上最安値を記録した2008年秋冬のAUD/JPYの日足チャート。

trap2.jpg

60円以下の水準では、日足チャートで見てもすぐ押し戻されてリピートしている。
1円刻みなら1日に何度もリピートする日もあった(と思う)。

トラップを外さないで踏ん張った場合、確定利益がどんどん増えてロスカットへのヘッジにもなり、相場が戻した時の利益もデカイ。
トラップを外した場合は僅かなスワップを受け取りながらただ祈るだけになってしまう。

この差は大きい。
まさに、ピンチはチャンスだ。


■ならば対策は…?
基本的な対策は3つ。

① 証拠金に対して、ゆったりとしたトラップ幅で仕掛けるか、トラップの1本の通貨単位を減らす。
② はじめから反対売買ヘッジを掛けてスタートする。
③ 投入する証拠金をロスカットされても良い金額に限定しておく。(絶対追証は入れない)

上記の対策はそれぞれ単独でも効果があるが、組み合わせても良い。

特に①と②を併用すると、最悪を想定した際の証拠金をぐっと減らすことが出来る。
それに対して③の考えを入れると、強烈な円高(円安)が来ても枕を高くして眠ることができるだろう。
これから実施予定の3万円トラリピは、上記①と②と③の複合戦略だ。

無論、上記の対策を取ると利益は減ってしまうが、そこは精神の安定とトレードオフだ。


■ちなみに
トラップを外す時期が早ければ早いほど、強制ロスカット水準を引き下げる効果は大きい。
今回の豪ドルロングトラリピのケースでは60円を割ってからトラップを外したので差が少なかったが、70円を割った時点でトラップを外しておけば、1豪ドル=45円まで耐えられる。

もしも円高になると分かっていれば、1豪ドル=45円まで耐えるよりは損切りして仕掛けなおした方がいい。
だが、実際の相場では、トラップを外した後で、もしすぐに円安が来たらオールオッケー、という甘い誘惑も強烈に働くだろう。

結局、はじめから出来る上記いずれかの対策を立てておくのがオススメだ。



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コメント

  1. 魚屋 | URL | -

    Re: トラップ外しは悪手

    暗いソラさん、おはようございます♪

    私もトラップ外しは悪手だと思いますね~
    私もその3つが基本対策だと思います^^

    その他に私がするのは、危ないと感じた時だけ順張りトラップを追加する事です。
    これは一定の逆行で撤退しますが、その時には今までのトラップが良い感じに戻っています^^
    一定の逆行を、今までの確定益の範囲内で行えばよい感じですよ~
    ちなみに今、豪ドルのロングトラップを入れているのはこの考えです^^

  2. 暗いソラ | URL | -

    Re: Re: トラップ外しは悪手

    魚屋さん、こんばんは。
    いつもコメントありがとうございます。

    ピンチの時に順張りのトラリピを掛けるということは、部分損切りしたのと同じようなリスクになりますね。
    ただし、トラップリピートですから、荒れた相場の上下動をしっかりと含み益に換算していけます。

    どこまで戻したら順張りトラップを撤去するか?で悩みそうですが、極めて合理的なヘッジ方法ですね。

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